梅を氷砂糖で漬け込んで2週間が経ちました。そろそろシロップとして使えそうです。

↑梅がしぼんで水が上がっています。浸透圧の効果です。浸透圧(しんとうあつ)とは、うすい液体と濃い液体が合わさるとき、「うすい方を濃い方と同じ濃さにしようとして、水が移動する力」のことです。塩より浸透圧効果が高いようです。スパイスにシナモンスティックとクローブを入れました。

塩蔵と糖蔵のメカニズム

塩蔵と糖蔵のメカニズム昔から食品を長く保存する方法として、「塩蔵(えんぞう)」と「糖蔵(とうぞう)」が利用されてきました。一見すると塩と砂糖では全く違うように思えますが、実はどちらも同じ仕組みを利用しています。その仕組みは「浸透圧」です。塩や砂糖を食品に加えると、食品の周囲の濃度が高くなります。すると浸透圧の働きによって食品や微生物の細胞から水分が外へ移動します。微生物は水分がなければ増殖できません。細胞内の水分を失うと活動できなくなり、腐敗が起こりにくくなります。このため食品を長期間保存できるようになります。塩蔵は梅干しや漬物、塩鮭などに利用され、糖蔵はジャムやマーマレード、甘納豆、果実の砂糖漬けなどに利用されています。つまり、塩蔵と糖蔵は使う材料こそ違いますが、「浸透圧によって水分を減らし、微生物の活動を抑える」という共通の原理で食品を保存しているのです。昔の人々は科学的な言葉を知らなくても、経験からこの仕組みを見つけ出し、現代まで受け継がれる保存技術として発展させてきました。塩や砂糖は単なる調味料ではなく、浸透圧を利用して食品を守る保存技術でもあります。昔の人々の知恵には、現代の科学で説明できる合理的な仕組みが数多く隠されています。

まとめ

1kgの梅に対して同じ分量の氷砂糖が入っています。見た感じ、もう少し梅が多くても良いかもしれません。シロップとして完成しているようなので、水や炭酸水で割って飲めばよいですね。暑い季節に梅の爽やかさと砂糖の甘さで疲れが取れると思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。