「作物の種」コレが無いと何も始まりません。

↑去年播種した「のらぼう菜」です。自家採種の為に今まで置いておきました。のらぼう菜はアブラナ科の作物で交雑しにくい作物だと聞きました、アブラナ科の野菜は自家採種にかなり気を使います。非常に交雑しやすいので、網をかけて受粉を手助けする虫を寄せ付けないようにするなど、工夫が必要です。

↑株を刈り取った跡です。ちょっと油断して置きすぎてしまった為、殻から種がこぼれ落ち種だらけになっています。

↑春先に定植した白菜がトウ立ちして花が咲きました受粉して種を付ければ自家採種できます。コレは自家採種を狙ったものでは無く偶然花が咲いたというわけです。近くにアブラナ科の作物がなければ網をかぶせなくても交雑する心配がありません。また、アブラナ科の作物は毎年1種類ずつ自家採種に励めば気を使わなくて良いですね。

まとめ

日本ではなぜ自家採種が少ないのか?自家採種について調べているうちに、「日本ではなぜ種を採る仕事が少ないのだろう?」という疑問が浮かびました。調べてみると、採種農家は今でも存在します。種苗会社や自然農法国際研究開発センターなどから依頼を受け、契約栽培という形で種を採っている農家があるのです。ただ、一般にはあまり知られていません。実は僕も以前、自然農法国際研究開発センターからナスの採種を依頼されたことがあります。しかし当時は畑の環境がまだ安定せず、害獣対策にも不安があったため、お断りしました。採種は翌年へ命をつなぐ大切な仕事です。責任を持って取り組める環境が整っていなければ引き受けられないと判断しました。一方、安曇野でリンゴ農家を営む知人は、粟の採種を請け負っています。僕も種まきのお手伝いをしたことがあり、採種には高い栽培技術と責任が必要だと実感しました。僕は、種は単なる商品ではなく、次の世代へ命をつなぐ大切な財産だと考えています。昔のように地域で種を分け合い、受け継いでいく文化も大切にしていきたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。