稲作

水田の修繕

 4月に入りいよいよ水田や畑の準備を本格的に行います。陽気も少し体を動かすと軽く汗ばむぐらい暖かくなり、鳥のさえずりやカエルの鳴き声が盛んに聞こえてきました。一ヶ月前までは雪が降り、地面が凍って掘れなかったのが信じられないぐらいです。今回は水田、苗代の修繕を行いました。

苗代の水路を確保する!

 水田の水は湧き水を使用しています。湧き水だけあって水温が低く水口付近の稲は生長が良くありません。そこを踏まえた上で今年は水田の中心に水口を作る事にしました。水口も苗代を通過させたうえで水田に流し込むよう考えています。

左奥が去年の水口です。波板で水路を作り、苗代に水を引きつつ水田の中心に水口を持ってきました。

 ここから苗代へと水が流れます。水田に流れ込むまでにいかに水温を上げるかがポイントとなります。

苗代の修正

 水田を初めた頃は「陸苗代」を行っていたのですが水の管理が大変だったので、今は「折衷苗代」にしています。今回は育苗箱を伏せるための床を作成しています。

  備中鍬(三つ子)で荒起こししてあります。鍬で細かく耕し、苗代を作成していきます。

 鍬で細かく耕し直してみましたが、ちょっと物足りない感じ、、、耕運機で起こし直ししようと思います。

 水田の様子です。秋起こししてありますがジットリと湿っていて、土は乾いてはいないようです。近いうちに春の田起こしを行います。

まとめ

 四月に入ると水田を含め、夏野菜の種まきなど一気に忙しくなります。この時期は楽しみでもあります。田植えが終わると「農休み」といって農作業に一息入れる事ができます。今年は去年より夏野菜の作付けを少なくし、「雑穀類」を多めにしようと考えています。理由はあまり手がかからなく、長期に渡り食料とすることができるからです。また雑穀は栄養価が高く、離乳食に向いています。機会がありましたら雑穀について詳しくお話ししようと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!