百姓雑記

百姓雑記【食生活と健康】

百姓雑記と題しまして、日々生活の中での実体験や思い付き、身近な事柄の感想をお話しします。今回は【食生活と健康】です。

毎年の健康診断でコレステロール値が高い!

20代の頃より毎年の健康診断でコレステロールが高いと診断されていました。医師指導のもと、積極的に改善に励んできましたが、なかなか効果が出ない事に歯がゆいおもいでした。遺伝的な物かもしれない、など原因を探っていきましたが、結局分からず仕舞いで医師の最終判断は「改善が困難な場合、コレステロールの薬を飲みましょう。」という話になりました。薬漬けなどとんでもないと思いました。というのも祖母が高血圧や他の疾患で、何種類もの薬を服用していました。その結果大腸が弱ってしまい、機能しなくなった部分を手術で切除する事になりました。「医原病」という言葉もあり、それがもとで別の病気になるケースがあるようです。そのことを踏まえるとどうしても薬を飲む気にはならなかったのです。

簡単に取り組める方法を模索する!

日々会社員として生活していると運動がおろそかになってしまう事が多く、頑張ると長続きしません。運動が出来ないなら、食事の回数を減らしたらいいのでは?という事を考えつきました。

食事回数を減らして体調は大丈夫?

一般的に食事は3食バランスよく摂取しましょう!というのが一般的な教えでした。そもそも食事はなぜ3回とらなければならなくなったのでしょうか?歴史からひも解くと江戸時代、江戸で大火事が発生し家屋の大半が焼失してしまいました。そこで地方から大工さんを呼び、家屋の立て直しを大規模に行いました。当時は1日2食であったと聞きます。昼食、夕食のみです。しかし、大工仕事が想像以上に肉体労働の為、1日2食ではちからが出ない!という事で朝飯を食べる事にしました。これが定着し1日3食になったといいます。あくまで体を使う仕事前提で3食です。

現代の食事の摂取量は過剰!

近年ではデスクワークや体力を使う仕事が減っています。その上で1日3食は食べすぎ!栄養が過剰になるのは当たり前!僕もこの落とし穴にはまっていたのです。現在では1日2食、朝と夕方です。昼食は弁当を用意する手間も省けるの昼抜きにしています。本当は夕食を抜くのがベストだと思います。

ただ減らしただけでは効果が薄かった、、、

1日2食に切り替え、少しおなかが出ていた体形も大分引き締まりました。体調は悪くありませんし、風邪をひくことが無くなりました。1年が過ぎ毎年恒例の健康診断を受けました。これで効果が出ないハズが無い!と高をくくっていました。診断結果は「コレステロール値が高いです。要精密検査」なんで???更なる改善が必要なようです。

油や肉類を極力食べないように改善

こうなったヤバそうな食べ物は徹底的に断ってやろうと決心しました。食品売り場で購入していた卵の入ったもの、油を使った物、パン類、大好きなラーメンを徹底的に断ち、自炊をして魚を中心とした「日本食」に切り替えました。やはり日本人は「米」ですね。

それでも食べたい時がある!

肉や油の食べ物を完全に断つのは無理です。食べたい時はあります。ただ、常習的に摂取しなければ、食べても大丈夫だという事が分かりました。必要以上の我慢は禁物!精神的によろしくないので、週に1回は食べても良い事にしています。ダイエットでもそうですが、ちょっと運動したぐらいでは痩せないのと同じで、1回に大量に食べたからと言って太ったりはしないのです。これで大好きなラーメンも週1回は食べる事ができます。

改善後の健康診断の結果は?

食事改善の改善を行い、健康診断を受けました。結果は「コレステロール値高め、要観察」これは改善したのではないか?食事の回数を減らし、油分が多い物を極力減らし、日本食をメインにしたことで結果がでました。効果が出たことは嬉しいですね!

まとめ

現在の日本ではちょっとした病気でも病院にいくという習慣が根付いています。もう一度自分の生活習慣や食事を考え直す必要があるのではないでしょうか?医食同源と言われるほど、食事の内容と質を良い物にする事で、良い結果が出る事を実感できました。また内臓の疾患は食事で改善できる物が多いかもしれません。自らオーガニック野菜を栽培し自然とふれあいながら、心身ともに健康で過ごせるよう心掛けて行きたいと思います。

持論ですが現代人は自然という物から離れすぎているのではないか?ジブリアニメ「天空の城ラピュタ」の中で地上から離れたラピュタは滅びてしまった。まさに自然と切り離された文明の末路を指しています。自然環境の破壊、もし自然を思う心があればそう易々と環境痛めるような事は考えないはずです。日本人は古来より自然を恐れ敬い共存してきました。いま一度自然との絆を取り戻し、原点に立ち戻る必要があるのではないでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました!