生育の早いウリ科のやさい。
種まきをして13日経過しました。思っていた以上に生育がはやく、もうちょっと早く鉢上げしてもいい感じでした。ウリ科は鉢上げの判断が難しいですね。電気温床を導入して温度管理が楽になり、発芽や生育が安定しています。
ポットに土を詰める。
今回は市販培土をしようしています。水分量を調整してポットに土を詰めていきます。今回は10.5㎝ポットを使用しました。定植するまでの時間を稼ぎたかったのが理由です。また、育苗期間がながい、ナスやピーマンの場合少しおおきめなポットを選ぶと良いと思います。通常は9㎝ポットです。
セルトレイから苗を取り出す。
セルトレイから苗を取り出します。ここで注意したいのが取り出すときにセルトレイの底を揉まないことです。苗の根鉢を崩してはいけません。やさしい取出しかたはセルトレイの底穴から棒を差し込み、そっと押してあげると簡単に苗を取り出すことができます。
ポットに苗を移植する。
穴をあけ取り出した苗を差し込みます。少し右によってしまいましたが、穴位置を調整して苗をポットの中央に来るようにしましょう。
苗まわりを仕上げる。
ポットを湯呑のように持ってしてぐるぐる回しつつ親指で土を押し固めます。仕苗の高さと培土の高さは同じかつ、苗の根元に少し培土がかぶるぐらいがベストです。
ポットでの水やり。
鉢上げしてからの水やりですが、苗の上から水を大量にかける事はNGです。理由①野菜の葉に水があたり残ってしまうとレンズ効果でその部分が太陽光でやけてしまう。理由②大量に水を与えることで苗が「徒長」してしまい、ヒョロヒョロ苗になってしまう。以上の事からポットの水やりはポットの縁周りをぐるっと一周する感じです。ジョウロではまず難しいので「水さし」を使うと良いでしょう。
まとめ
今回急ぎで鉢上げを行いましたが、活着を良くするためにあらかじめ育苗培土を仕上げておくことをおススメします。仕上げというのは水分量を調整するのはもちろんの事、培土を温めておくことが重要です。冷えた状態で苗を植えると(上写真)のようになってしまいます。苗を買ってくることも良いですが、自分で種から育てる事で色々と知ることができますよ。