農業設備

電気温床を設置するための準備

毎年育苗の為に「踏み込み温床を」作成して育苗をするのですが、今年は「電気温床」を導入する事にしました。電気を用いることで温度管理を微調整出来るのでとても便利です。管理のしやすから、このような形にしました。

ホームセンターから資材を購入して外枠を組み立てます。端材を無駄にしないようにつなぎ合わせて使います。材料も規格が決まっているので加工も比較的簡単にできます。

弾ポールの位置を調整中

木のフレームに穴をあけて弾ポールを差し込み位置を調整しています。育苗箱を出し入れするので、間隔が狭くても具合が悪いので丁度良い幅にします。

市販の断熱材を下に敷いて保温力を確保する!

建物用の断熱材を下に敷きます。電気温床の底冷えを解消するためです。今回は20ミリの厚さにしました。当然厚ければ断熱効果は高いだろうとおもうのですが、予算の都合上そこそこ厚みのあるものを選定しました。

コントロールユニットを実装!

これは農電デジタルサーモと言って農電園芸マットの温度調整をします。デジタル方式で表示されるため温度調整が簡単にできます。

電気温床を設置して枠の水平を確認する!

育苗箱を置く場所は、なるべく水平の場所に置くことが重要です。理由としては育苗箱に水の偏りができてしまうからです。水準器を用い水平を確認していきます。設置した枠全体を縦、横、斜め、と水準器で計測しレベルを出していきます。補足ですが農電園芸マットに直置きすると汚れや傷がついてしまうので防草シートで覆ってあります。

まとめ

踏み込み温床と電気温床では、コスト面で大きな差がありますが、時間を短縮するといういみでは電気温床は有利だと思います。ただ、自然を考慮した点や、資材の再利用など踏み込み温床もメリットは多分にあります。ご自分で挑戦してみるのも良いかと思います。