この季節、2日に一度は収穫を兼ねて畑の見回りをしています。山に住む動物は賢く、農作物の収穫時期が分かっており、収穫直前で食べ尽くされるがよくあります。畑の周囲など小さな変化に気を配り、どのような動物が来て、何をしたかを注意深く観察しなければなりません。場合によっては荒らされる前に対策も考えておきます。
周囲の様子がおかしい、、、
畑のわきに積んであった丸太がごちゃごちゃになっていて、掘り返したような跡がありました。この段階でどんな動物が荒らしたのか?予想がつきます。
カボチャが食べられ種子が散らばっています。果肉だけ食べ尽くしてあり、器用なものだと感心しました。今回やられたのはカボチャが3個だけでした。諦めるしかないですね。
まとめ
せっかく栽培していた農作物ですが残念と言わざるを得ません。状況を整理すればどのような動物が荒らしたのかは分かります。みなさんは分かりましたか?そう、これは「イノシシ」の仕業です。イノシシにやられたのは、今年が初めてです。イノシシが出没した原因は実は分かっています。畑の標高は850m、山で言えば「奥山」といわれる場所に該当します。もともと奥山は鹿、猪、熊、など野生動物が活動する場所といわれています。
近年この奥山で「メガソーラー開発」を行っており、それが原因で動物が山を追われたと思われます。ここまでして行う持続可能エネルギーとは何なのか?僕はソーラー発電を完全に否定するわけでありません。「場所を選べ!」ということです。長野県のとなり山梨県では、県と電力会社で出資し会社を設立しました。どんな会社かと言いますと、「水素発電」を行う会社です。これなら山を切り開くこともなく、規模も大がかりでなくて済みます。持続可能エネルギー、次世代エネルギーとはこういった事ではないでしょうか?
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