食品の安全性
物価値上げに伴い生活が圧迫されています。せめて食糧だけでも自給しようと奮闘していますが気候変動により、比較的栽培が容易であった「大豆」でさえ、生長途中で水分が必要な時期に雨が降らず減収しています。気候変動による不作は時代をさかのぼってもあり得ることでした。しかし現代は食料が収穫できるできないに加え、食べて本当に安全なのか?十分考えなくてはなりません。スーパーなどで売られている加工商品、正直な感想ですが食べ物と思う事ができません。
- 添加物が多すぎる。
- 遺伝子組み換え作物が使われている可能性がある。
- ゲノム編集を疑う商品がある。
聞いた話ですが、うまみ成分のアミノ酸をコオロギから抽出した物を使用している事もあると聞きました。昆虫食は少し前に話題になり、一時的になりを潜めていましたが、まさかこういった形で使われるとは思ってもいませんでした。
昆虫食ってどうなの?
なぜコオロギ食は良くないのか?長野ではイナゴを食べる習慣があります。イナゴは「稲」しか食べない為、食べても問題ないとされています。しかしコオロギは「雑食性」で共食いまでします。またボツリヌス菌を保有している様です。ボツリヌス菌は加熱殺菌で死滅させることはできますが、加熱温度と時間は通常の調理では死滅させられない。(ボツリヌス菌(芽胞)の耐熱性は120℃、4分以上)余談ですが、はちみつにもボツリヌス菌がいる可能性がある為、1歳未満の乳児に与えるのは危険とされています。
日本人は米食が適している
日本人の主食は「米」と言われていますが、圧倒的に「小麦」製品が多いです。日本人は小麦の不耐性があると言われ、食せばアレルギー反応が出る事も知られています。育児中のお母さんに話を聞いたのですが、子供が小麦製品を食べると途端に具合が悪くなると話していました。小麦は外国からの輸入品が多く、残留農薬を気にしなくてはなりません。また収穫を早めるために「除草剤」を使う話も聞いています。自身も小麦製品を食べると体が不調になります。こういった事から、食べ物はあるが食べる事ができない、これも「食糧危機」と言えますね?
肥料まで汚染されている、、、
遺伝子組み換え作物、特に大豆、菜種などが多いとされています。生産性の向上、価格の安さを求めた結果このような物が出回ったことも事実です。農業肥料で「油かす」という物があります。これは大豆や菜種から油を搾ったあとの廃棄物で、作物に必要な窒素成分が多く含まれている肥料です。圧搾法も大きく分けて二種類あり、一つは薬品による方法、もう一つは圧力を加えて圧搾する方法です。大手企業で行われている圧搾法は薬品によるもので、これを行う事で絞り切ったものが廃棄物となります。肥料としては良く効くという話も聞いていますが、原材料に遺伝子組み換えの作物とそうでないものが混合されているようです。
遺伝子組み換えを使った肥料の影響は?
肥料袋には原料にどんなものが使われたかは表記されていません。表記する事で販売に影響があるからだと思います。しかし、良心的な肥料袋には「原材料に遺伝子組み換えなし」と記載されています。では実際遺伝子組み換え作物を原料とした肥料はどのような影響があるのでしょうか?遺伝子組み換えの肥料を使用すると、作付けした作物に遺伝子的に影響があるとされています。また、種子より葉や茎の方が遺伝子組み換えの影響が多いそうです。処理をした肥料だから影響がないと思っていたのですが、そうでは無い事に驚きを隠せませんでした。
まとめ
食糧危機は食べ物が無いという事を連想しますが、毎日体に入れる物なので安全性が確保されていなければ、食べ物であっても無いに等しいと思います。食糧危機だからと言って「昆虫食」を進める事もおかしな話です。日本は島国で水や緑が豊かです。これを生かさない手はないと思っているのは僕だけでしょうか?今一度「食糧危機」とは何なのか?「食糧」とは何なのか?皆で話あってみる必要があると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!