メロン栽培

奇跡のメロン

ハウスでメロンを栽培しようと思い5月から準備を始めて4ヶ月、あまり手入れをしなかった事もあり、ハウスの中がたいへんな事になっていました(-_-;)

定植したときの状態

苗はこのように良好な状態で定植する事ができました。

メロンとスイカを混植して同時収穫を狙いましたが、スイカはアブラムシが付いてしまい、枯れてしまいました。風通しなど環境の配慮も良く考えないといけないですね。

ハウスがジャングルに!

風通しも悪いせいで「うどん粉病」も発生しています。とても劣悪な環境です。想像以上にツルが分岐し伸びた結果です。来年は露地栽培に切り替えようと思います。

収穫時期の判断が難しい、、、

スイカやメロンに言える事ですが、収穫時期の判断が難しいです。スイカはたたいてみて濁ったような音がすればよい、又は模様の状態で判断すると言われますが、実際はよく分からなかったりします。メロンはたたいて音も聞けないので、実をつけた日付を覚えておく事とあとは「見た目」です。

そんな中でも収穫できた!

品種名は伏せますがF1種です。F1種とはいわゆる一代交配雑種という言われる種です。特性としては病気に強く草の生長が旺盛です。交配の特性を生かしたものがF1種です。最近のF1種は片親に「遺伝子組み換え」を施されたものがあると聞いたことがあります。変わった名称で販売されている種はもしかしたら「遺伝子組み換え」かもしれませんね。機会がありましたら、種についても解説しようと思っています。

割ってみた!

包丁を入れるときが一番ドキドキします。中身が熟していなくてがっかりする事もありますし、今回はどうかな?結果は見ての通り丁度いい状態になっていました。後は食してみてどうかです。まあ、見た感じで良い事がわかりますね。ちなみにこの種を採取して来年播種したとしても同じものが出来るという保証はありません。これがF1種の特性です。達人となるとこのF1種を自家採取しF2、F3としていく方もおります。いつか自分も挑戦しようと思います。

まとめ

初めてのハウスメロン栽培でしたが、取り敢えず収穫できたので良しとしましょう。今回採用した栽培方法は「炭素循環農法」です。種の力もありますが糸状菌を使った栽培でこのクオリティーの物ができれば十分だと思います。炭素循環農法で気が付いたことですが水を多く欲しがる作物に対して、少し不向きであるという事を感じました。別の場所で「地ばいきゅうり」を同じく炭素循環農法で栽培した所、水不足の為か実つきが悪かったです。今年は実験しながらの栽培でしたので、失敗を元に来年はもっと良い物を栽培できるように工夫したいと思います。

最後まで観ていただきありがとうございました!