食糧危機

ジャガイモの栽培【土寄せ編】

ジャガイモ栽培の続きとして今回は土寄せを行いました。ジャガイモは茎が変化した物を芋として食べることができます。この土寄せという作業は重要で通常は2~3回行います。毎年2回行っていますが、今回は時間が取れなかったこともあり、1回で済ませてみました。

ジャガイモ栽培で欠かせないのは「芽かき」作業です。1回目の土寄せの時に行います。ただし大量にジャガイモを栽培する場合は大変な作業になってしまいます。中には芽かきをしないという方もおりますが、やはり収量や品質に影響があるため、出来るなら行った方が良いでしょう。今回は芽かきをしないで品質の良いジャガイモを作る工夫をしています。

芽かきとは?

ジャガイモはある程度生長してくると脇芽が何本もでてきます。これを間引きジャガイモの大きさや数量をコントロールする「芽かき」という作業を行います。1回目の土寄せの時に行いますが、ここで注意したい事があります。それはしっかりと種芋を押さえた上で、芽を引き抜くという事です。芽かきは結構なちからをいれるため、引き抜いた拍子に芋まで抜けてしまう事があるため注意が必要です。脇芽は1本でⅬサイズ、2本でⅯサイズ、3本でSサイズとされており、脇芽が少ないほど芋が大きく、脇芽が多いほど芋が小さくなります。芽かきは栽培期間中1回行えば良いです。

時間短縮を狙い1回の土寄せで完了

野菜を栽培するうえで一番重要なのはいかに作業効率を上げ収量・品質を上げるかに尽きます。平日は別の仕事をしている為、週末作業が主になりますが天気に恵まれているとは限らないので、今年から「管理機」を使い2回分の土寄せを1回で終わらせました。大きく土寄せを行う事で「弱い芽を出さない」、初の試みなのでどうなるか?収穫時が楽しみです。

まとめ

家庭菜園でジャガイモを栽培する場合、少量のため丁寧に管理する事ができますが、大量に栽培する場合、作業時間や品質維持の工夫が必要です。今回土寄せ1回、芽かきなしです。初の試みですが成功すればかなりの時間短縮となります。環境配慮としても良いと思います。

夏に向けて暑さが増してきます。ジャガイモは地温が28℃以上になったら生長が止まり、枯れてしまうため土寄せや藁で地温を上げない方法を取りたいところです。また少しでも生長を持続させる事により芋の肥大化が見込めます。

以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!