じゃがいも栽培

ジャガイモの栽培【種まき編】

三種の神器という言われているやさいを知っていますか?にんじん、玉ねぎ、そして【ジャガイモ】です。この三種のやさいは、まちがいなく需要があるため、そのように言われています。今回はその神器の一つである「ジャガイモ」の植え付けを伝授します。

栽培しやすい野菜

ジャガイモの原産地は南アメリカのアンデス山脈地域で、ボリビア、ペルー、チリ周辺が起源とされています。ジャガイモは、16世紀にヨーロッパに紹介され、その後、世界中に広がりました。現在では、世界のさまざまな地域で栽培され、食品の重要な原材料として使用されています。着目したいのは優れた保存性と栽培期間の短さです。

植え付けは簡単!

ジャガイモは他の農作物と違い、比較的簡単に栽培できます。畑に溝をきり、種イモを約30㎝間隔で置いていきます。溝の中を歩きながら種芋を置いていくと楽に植え付けができます。

この畑は栄養成分が不足しているので、特性の有機肥料を種芋の間にいれました。

今年は5種類のジャガイモを植え付けしました。品種名はメークイン、ダンシャク、キタアカリ、早生種のデジマ、アンデスレッドです。

最後に土を種イモの2倍ぐらい覆土して作業終了です。溝を埋め平らにする感じです。生長すると芽が地上部に出てきますので、時期を見計らい土を盛ります。

まとめ

ジャガイモは非常食として優れています。戦時中配給として支給されました。栽培期間が日本人の主食であるお米が5ヶ月に対し、ジャガイモは4ヶ月で収穫となります。保存性に優れ、寒冷地で越冬に耐える事ができます。イモ類であるサツマイモは寒冷地保存に向かず寒さで腐ります。それらの理由からジャガイモは食料として優秀です。

ジャガイモの栄養素は?

気になる栄養素はビタミンCやビタミンB2、ビタミンB6、食物繊維のほかに、過剰な塩分を排出するカリウムも豊富に含んでいます。イモ類のなかでビタミンCを含み、さらに加熱調理でも減少しません。その他にポリフェノールの一種でクロロゲン酸という成分が含まれています。 クロロゲン酸は、強い抗酸化作用を持つ成分で、老化や癌の予防、糖尿病の予防効果が期待出来ます。成分は主に皮に多く含まれています。